薬学生の実務実習について

薬学生の実務実習について

 薬学教育の薬剤師養成が6年制過程になり、薬剤師として臨床における実践的な能力を更に身につけることを目的として、病院及び薬局での実習が求められるようになりました。

 4年制、6年制を問わず、地域医療を担うこれからの薬剤師には、常に勤務地の地域性を考慮し、お客様に喜ばれるサービスを展開していく意識を持つ心構えが求められます。丸亀市では、出身者を積極的に受け入る「ふるさと実習」を推進しています。

 実習期間中は何かと大変です。住み慣れたふるさとで、実家から通いながら、実習をしてみませんか。今までとは違ったふるさとが見えてきますよ。

 実務実習の期間は、それぞれ11週間で長期にわたり実習に励んでいただくことになっています。薬学生の皆さんには、卒業して薬剤師免許を取得されたのち、この実習経験を十分活かし良き医療の担い手としてその職能および職責を果たしていただきたいと思います。丸亀市薬剤師会では実習に必要なカリキュラムを実践できるよう実習施設等の受入体制の整備を進めてきているところであります。

 薬学生の皆さんには、丸亀市で実務実習をしていただくことを大いに歓迎しますとともに、晴れて薬剤師免許を取得されたのちには、丸亀市の地でともに働ける日を楽しみにお待ちしております。

 実務実習は地元をはじめとする調剤薬局及び病院薬局等の医療関係機関の皆さまのご協力ご支援で成り立っております。